先日の実際にあった救助依頼です。プリバシーの関係上、実際の現場はお見せできないので挿絵でお楽しみください。
なぜ?こんなことになったかというと・・・某アプリのナビで走行していたところ実は、その先が廃道になっておりブラインドコーナーの先が崖崩れで止まれずになんと30m近く滑落事故に遭ってしまい頼みの綱でお電話をいただきました。どの業者も機材や設備が入らないので断られた様子でした。
レスキューワンではクレーン車やウインチが使えない場所の場合、当然、人力やアナログでの対処法でロープワークや倍力や滑車などで対処しております。
こちらは実際の現場です
オフロード車種であれば、軽量なのとリアタイヤのブロックでグリップするので、まだ難易度が低いのですが、今回はクルーザーです重量も200kg以上ありどうやって引き上げるか山の中で打ち合わせをさせていただきました。
まずは急斜面のを登るルートとウインチポイントを策定。ウインチは何回か掛け直しもしなければならない状況で頼りになる木を見つける。全長80mのロープと滑車を使って3段階で引き上げる計画。
そして、このような道具がなぜ?あるかというと年に数回このようなケースがあり、クレーン車やウインチが使えない人力の現場があるのです。ちなみに昨年は、接触事故のはずみで京都のとある大きな川へ落車と狭い峠での転倒からの落車を救助しました。